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米国大統領選挙とウェブサイト
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Thursday, 06 November 2008 00:06



2008年11月5日、米国大統領選挙で、民主党のBarack Obama(47才)が勝利し、次期大統領となることとなりました。

オバマ氏の大統領候補キャンペーンのウェブサイトがこちらです。

(大統領選挙キャンペーンのウェブサイトなので、いつか閲覧できなくなるでしょう。
記念の意味で、ちょっとだけ画像を引用しました。)

http://www.barackobama.com/  

(下記はウェブサイトのヘッダーの一部)


このウェブサイトのすごいところ、

それは

絹のようななめらかな質感を持つグラデーションとデザイン、

サイト全体の光と影の配置

文字と間のバランス



サイトのアイコン一つずつを、ずっと眺めたいくらいの部分もあります。


しかし、何よりもすごいのは、

このサイトのゴールが明確であり、その結果を出したところです。

それは、
ACTION (行動する) というメニュー名に象徴されています。

・DONATE 寄付

・コミュニティへの参加

オバマ氏のウェブサイトに訪れると、
一番はじめには、寄付の申込フォームがでます。
フォーム項目は必要最小限。
ページスクロール2ページ。
すぐに寄付できます。

寄付フォームへのボタンは、全てのページの右上にあります。

オバマ氏はこのウェブサイトから、多数の少額の寄付もあり、マケイン氏をしのぐ選挙資金を獲得しました。




対して、共和党のジョン・マケイン候補のウェブサイト


googleでジョンマケイン(英語)で検索しても、なぜか1番上はウィキペディアやニュースサイトに陣取られており、キャンペーンサイトは5番目くらいの表示です。

ジョン・マケイン氏のキャンペーンサイト
http://www.johnmccain.com/ 

ウェブサイトのヘッダの一部


ウェブサイトの使い勝手は、オバマ氏サイトと比較すると、一部劣っています。

あるバナーメニューを押すと、ナビゲーションメニューがなくなってしまい、元のホームに戻りづらくなります。

トップページを最初に開くと、動画が勝手にはじまります。

ウェブサイトのナビゲーションメニューを、オバマ氏と比較すると、だいたい同じです。

ちがうのは、DONATEのメニューは、ページ最下部の隅っこにあり、あまり目立っているとはいえません。

事実、マケイン氏の寄付募集は、主に電話が利用されたそうです。


このウェブサイトの目標、ゴールはなんだったのでしょうか。

ゴールを明確にしたうえで作ったのでしょうか。

競合他社との比較をしたうえで、差別化施策はとったのでしょうか。


オバマ、マケイン氏の両方のウェブサイトには、
動画での選挙結果後のコメントが20分程度のっています。

一方は、12万人の人々の前で、キング牧師のような流れるような緩急のあるスピーチ

一方は、空軍っぽいジャンパーを着て、感謝の言葉を述べる記者会見



今のウェブサイトには、人の存在が大事です。 
それはブログなどによる人の話が、あたらしい話が見える場所

しかしそれだけでは、ユーザーは動かしづらい。

ユーザにさらなる経験価値をあたえ、行動をうながすには、
その人にふさわしい空間、部屋、店としてのウェブサイトのあり方

それが重要なのではないか、

改めて感じました。


オバマ氏のウェブサイトには、
品格が存在しました。

 

 
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